エスター

監督:ジャウム・コレット=セラ

脚本:デヴィッド・レスリー・ジョンソン

日本公開:2009年10月10日

 

《メインキャスト》

エスター:イザベル・ファーマン

ケイト・コールマン:ヴェラ・ファーミガ

ジョン・コールマン:ピーター・サースガード

ダニエル・コールマン:ジミー・ベネット

マックス・コールマン:アリアーナ・エンジニア

 

《あらすじ》

三人目の子供を流産したケイトとジョンはその悲しみを癒すため、孤児院からエスターという9歳の少女を引き取る。

少々変わっているが年齢の割にしっかりしており、マックスともすぐに仲良くなる。

だが、エスターには恐ろしい本性が隠されていて……。

 

《感想》

エスターこっわ!

イザベルちゃんの演技が凄すぎました。

あんまり事前情報なく、ホラー的なカテゴリのものとしてぼんやり観始めました。

そしたら初っ端のケイトの流産のトラウマ!

めっちゃ血だばだばでえっ?!!?ってなってたら夢でした。ホッ。

パッケージとタイトルの時点でエスターがヤバいんだなとは思っていたので、孤児院でのファーストコンタクトの時は少し拍子抜けというか、普通の女の子じゃん、なんて思ってたんですが、とんでもなかったですね。

 

【以降ネタバレ有り】

 マックスを車の前に突き飛ばしてワーーー!って思ったらシスター華麗に避けて良かった!

と思ったらシスターーーーーーー!!!!!!

引きずられた後、まだ生きてる……!と思ったらとどめーーーーーー!!!!!!

返り血たっぷりの洋服を冷静に隠すエスター……マックスが可哀想すぎる……。

ダニエルもいい子なのにーーー

カウンセラーの先生にはすごくイライラさせられますね。

お前どこに目付けとんじゃい的な。

あとジョンの鈍感っぷりにも!気付いて!!エスターやばいから気付いて!!!

エスターが33歳だと分かってからのイザベルちゃんは素晴らしいですね。

メイクと歯のせいなのかもしれないけど、それにしてもあの老けっぷり!

ブラックライトで浮かび上がる狂った子供部屋はテンションあがりました。

めっちゃ冷めた顔でファックでしょ、とかいう割にめっちゃセックスに興味あるんじゃんエスター……。

まあ自分があの身体で、男に性的対象として見られてこなかったが故の衝動なんでしょうが。

ジョンが死んじゃったのは悲しいけど、でも三人生きてて良かったね……。

ラストの拳銃を握るアリアーナちゃんも良かったです。

 

もう一回観たいかと言われるとうーーんって感じですが、面白かったです。