ハイテンション
監督:アレクサンドル・アジャ
脚本:アレクサンドル・アジャ
グレゴリー・ルヴァスール
日本公開:2006年8月26日
《メインキャスト》
マリー:セシル・ドゥ・フランス
アレックス:マイウェン
殺人鬼:フィリップ・ナオン
《あらすじ》
マリーとアレックスは勉強に専念するためにアレックスの両親の住む田舎の一軒家へ。
そこは周囲をトウモロコシ畑が取り囲む孤立した一軒家だった。
深夜、家の前にやってきたトラックの男がドアのベルをけたたましく鳴らす。
スプラッター・ホラーの始まりだ!
《感想》
血がすごい。
傷も痛そう。
マリーがアレックスの事をオナニーしちゃうくらい好きなのは分かった。
お父さんとお母さんがどうやらやられたっぽい後の、マリーと殺人鬼のかくれんぼは手に汗握りました。
【以下ネタバレ有】
マリーと殺人鬼が同一人物だと分かった瞬間、一番最初の『録音を始めて』がすごい腑に落ちたというか、そういう事かーーーーー!!!!!感がすごくてハイテンションになりました(タイトル回収)
殺人鬼が殺人鬼としてしっかり描写されるのは、これがマリーの語っている物語だからなんだって。
マリーが自分に都合のいいように事実を捻じ曲げて話している物語なんだって。
警察がガソリンスタンドにやってくるところとかは、マリーの話じゃなくて現実の話で、マリーの虚構と、本当の事が混ざり合った終盤なんだろうなと思いながら観てました。
みんな痛そうに死んでいったけど、一番観てて痛かったのはアレックスのアキレス腱のあたりにブッ刺さったガラスかなあ……ああ、痛い。
観終わった後に、これを書いて撮った時の監督が25歳だったと知って天才かよ……ってなりました。
もう一回観てもいいかも!でもちょっと元気がある時じゃないと嫌かな。
あと余談ですがこれを観た時、ちょうとポプテピピックが終わって暫く経った頃だったんで、若い女性がフランス語で会話していると物凄く脳内にポプ子とピピ美が出てきて大変でした。
これギャグじゃねぇから……!って一生懸命遮断してましたw